ちょっと怖い!?電気マッサージ風呂の仕組みと効能

電気風呂の登場

 

まだまだ銭湯が大好き!と言う人がたくさんいます。1日仕事を一生懸命頑張って、身体もクタクタですが、そんな疲れを癒すのに銭湯は最適です。そんなことから根強い人気がある銭湯ですが、なんと言っても家庭のお風呂とは違った広々感や、銭湯ならではの設備は魅力です。

 

銭湯ならではと言えば、気泡風呂超音波風呂サウナなどがありますが、もうひとつ忘れてはいけないのが電気マッサージ風呂です。

 

そう、今回の表題となる電気風呂なのですが、筆者の子供の頃から既にあるもので、登場は相当昔ということになります。

電気風呂は比較的、関西圏を中心として人気を集めているそうです。地域によってはあまり馴染みがないかもしれません。始めての場合は入ってみたいけど、何だかちょっと怖いと感じるかもしれませんが、入ってみれば納得すると思います。

 

この電気風呂ですが、歴史をみると意外にも19世紀に世界初の電気風呂が発明されているのです。かなり古くからあったわけです。発明したのはアメリカのジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士で、1876年に登場しています。ケロッグと言えばコーンフレークのケロッグ社がお馴染みですが、実は無関係ではなく、ケロッグ社の初代社長のお兄さんなのだそうです。

 

当初、電気風呂は当時サナトリウム療法を目的に開発されたそうです。サナトリウム療法とは、別名で大気・安静・栄養療法といわれ、結核患者を快適な空間で入院させて、栄養のある食事を摂らせることで自然療法をします。薬には頼らずに、安静にして、栄養をしっかり摂ることで自己治癒力を高めようとする療法です。日本での電気風呂登場は、もう少し後になりますが、昭和初期にはあったようです。